2020/11/19 13:50
私たちは最先端のアイメック農法を導入しています。
この農法を養液の廃水が非常に少なく、高糖度のトマトが栽培できるため、日本全国そして世界でも導入が進んでいます。
では私たちのトマトは他の農業法人のものと同じなのでしょうか?
他の農業法人の皆様がより良いものを生産しようと努力しているように
私たちも日々努力を積み重ねています。
その中で特にこだわっているのがトマトの美味しさです。
トマトの甘さ・旨味を大きく左右するのが潅水量、
つまりどれくらいトマトに水を与えるかです。
多くのトマト農家さん、特に規模の大きな農場では
スケジュール管理の自動潅水システムを導入しています。
ある時間になったら自動で水やりをしてくれる便利なシステムで、その日の温度や天候に合わせて設定変更などもできる優れものです。
しかしきめ細やかな水分管理までは出来ないというデメリットもあります。
一方、私たちはトマトのしおれ具合を目で見て判断して潅水しています。
あまり長時間しおれてしまうとトマトが弱わってしまうので
そうならないギリギリのところで潅水しています。
そのため常にトマトの様子を観察する必要があり、
管理する人間も細心の注意を払っています。
コンピューターで自動潅水を使えば勝手に水やりをしてくれるので手間は掛かりませんが、
美味しいトマトを作りたい、お客様に喜んでいただきたいとい想いから、
私たちは敢えてこの面倒で手間のかかる方法で管理しています。
他にも私たちのこだわりはたくさんありますので、
随時お伝えしていきたいと思います。