３月も下旬に入り、新潟もすっかり春らしくなりました。

自慢のトマトも糖度がピークに達し、11～13度を維持しております。

日々美味しいトマトを収穫し、お客様にお届けできること嬉しく思う一方で、この時期は裂果のリスクが高まるので収穫にはこれまで以上に神経を使います。

収穫しているときは何も問題なくても収穫後に裂果することがあるため、トマトが完熟する一歩手前くらいを目安に収穫しております。もちろん糖度は自社規格を十分クリアできる状態で収穫しておりますが、酸味を強く感じる方、トマトが固いと感じる方もいらっしゃると思います。

そこで、お手元に届いたトマトを１つ味見して頂き、もしトマトが固くて酸味を強く感じましたら、平らな容器に移して裂果しないようにトマトの様子を見ながら１～３日ほど常温で追熟させてみてください。追熟することでトマトの赤味が濃くなり、果肉も少し柔らかくなります。酸味が抑えられ、トマト本来の甘味がより際立つようになります。

ただし、追熟し過ぎると逆に甘味がぼやけてしまったり、裂果のリスクが増えますので頃合いを見ながらお試しください。